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不安神経症を克服する!森田が考えた症状の原因-

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森田療法とは③~目的本位の態度で不安を解消!~

森田療法とは~生の欲望と死の恐怖~③

森田療法の不安に対処する方法

 前回は神経症になる原因について述べてきました。それには2つあって、「非建設的な行動」と「とらわれ」というものがあることについてお伝えしました。

 特に「とらわれ」という考え方は重要なので、イマイチぴんとこない人は、前回のページをもう一度振り返ってみましょう!

 では、今回は神経質や不安を生み出す、”とらわれ”の状態になったときの基本的態度について説明していきたいと思います。

 

気分ではなく行動をせよ!

 森田療法では神経質や不安になった時、どんな対処法を行っているのでしょうか?森田療法ではまず以下のような指導をします。「気分はそのままにして、とにかく行動をしよう」といった態度を用います。つまり、気分本位ではなく、目的本位に行動をせよと言っています。

 では、ここでいう気分本位目的本位とはどういう意味をさすのでしょうか?

 

不安や神経質なときは気分本位

 気分本位とは、気分を重視した生活態度のことをいいます。例えば、次の講座までに宿題を出されて、やらなくてはと思いつつも、思うように気分が乗っていかない。「やる気になったら取りかかろう」と思って、何もせずに過ごしてしまいます。そしてついに課題の締め切り間近になって焦ってしまう。。。そんな経験、誰にでもありますよね。

 このように、気分本位とは、「やる気が出てきたらやる」といった考えが特徴的で、自分の気分に任せて行動をしてしまうことです。神経質や不安にとらわれている人は、気分本位を重視してしまうといいます。

 

目指すは目的本位!

 その反対に目的本位とは、自分の思い通りになる行動を重視する態度のことをいいます。宿題をやり始めたらその間の気分は問題ではありません。気分が良かろうか悪かろうが、宿題が終わらなければ失敗で、宿題が完成すれば成功とします。森田療法では気分本位ではなく、この目的本位を重視しています。  

 

例題

では、どういったことが目的本位なのか?一つ例題を挙げてみます。

例:納期間近の仕事が手につかない

気分本位⇒ もう少し休んでからでいいや~

目的本位⇒ 今すぐに下準備だけでもやってしまおう!

目的本位は小さな作業でも、とにかく行動してみることが大事です。では、以下の課題についても考えてみましょう。

 

課題

 では、これまでに述べてきた気分本位と目的本位について、少し自分の生活に当てはめて整理してみましょう!

 今の仕事や役割、または気になっていること対して、それぞれ気分本位の行動と目的本位の行動を考えてみましょう。

例:好きな人がいる

気分本位⇒ 好きな人のことが気になり他のことが手に付かない。

目的本位⇒ 好きな人のことは気になってても、仕事には打ち込む

 

あなたの生活に当てはめて…

気分本位⇒

目的本位⇒

 

目的本位の生活態度を目指そう

 このように気分とは当てにならず、そんな気分に期待するよりもまず行動!というのが森田療法での基本的態度です。

 やる気になったら取りかかろうというのではなく、とにかく取りかかることが大事です。そして、ものごとに取りかかっているうちに、嫌な気分はどこかに行ってしまうものです。

もし、不安や細かいことが気になって行動ができないという人は、とにかく行動をする目的本位の生活態度を身につけていきましょう♪

  • 神経質や不安が強い時は、気分本位の状態
  • 「とにかく行動」の目的本位の生活を!

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