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あがり症を克服するためには?その原因を探って対策を!

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あがり症対策コラム②~あがり症の三大原因とは?原因をしっかり捉えよう~

あがり症への対処法を紹介

コラム1ではあがってしまう3つの原因をあげました。具体的には「①失敗を恐れすぎる」「②周りを意識しすぎる」「③身体的緊張」でしたね。

今回のコラムでは、原因の1つである「失敗を恐れすぎる」を解決する対処法として2つご紹介しますよ。

 2つの不安があがり症を生みだす

失敗をイメージするとあがり症

心理学的にあがり症と不安はとても関わりが深いものとして、 研究が進められてきました。あがり症になりやすい方は「失敗しないだろうか?」 と不安を抱えていることが多いと言えます。

例えば、 スポーツの大会などで、自分の技術について自信がなくなってきたり、失敗やミスのことが心配になるといったことです。
試合前に失敗するイメージを何度もしてしまい、そのイメージであがり症が強くなってしまうのです。

この失敗への不安とどのように向き合っていくかが大きなポイントとなってきます。

無理に打ち消さない

あがり症の基本的な対処法は、失敗への不安を無理に打ち消さないということです。え?と思った方もいらっしゃると思います。あがり症を治したいのに、あがりを無理に打ち消さない・・・ってどういうことなのでしょうか。

実は失敗への不安は「失敗してはいけない」と思えば思うほど高まってしまいます。そして、その不安が増幅されるとあがり症として表れ、声が震える、顔が赤くなる、などの身体的変化が起こり、結果として失敗しやすくなってしまうのです。

このように~してはいけない・・・と考えると余計にその症状を強めてしまう心理を「精神交互作用」と言います。この考え方は、日本の心理療法家である森田正馬によって提唱されました。

あがり症はあるがまま基本

森田は、「不安」や「緊張」は悪いものではなく、人間が本来持っている自然な感情であると考えました。そして森田療法では、不安や緊張は追い出すべき存在ではなく、むしろ自然なものとして受け入れることが大切だとしています。そしてあがり症を「あるがまま」受け入れ、目の前のやるべきことにただ集中することを勧めています。

なかなかストイックな心理療法ですよね。しかし、結果的にはいい意味で諦めて、あがりと付き合いながら、やるべきことをやることが近道であると言えます。

あがり症にこだわり過ぎると、「失敗してはいけない」という意識が不安を高め、余計にあがりやすくなります。いっそ不安な気持ちを打ち消そうとせず、あるがままに受け入れるのですね。

講師川島の例

例えば、私川島は元々極度のあがり症でした。特に赤面も多く、顔が真っ赤になっていました。そんな自分が嫌だったので、以前はあがり症を治そうと色々なことを試しました。あえて薄着になって顔が赤くならないようにしたり、人文字を書いて何度も飲み込んでみたり・・・

あがり症には心の余裕を

しかし、あがり症に拘れば拘るほど、赤面はひどくなっていきました。
そんな精神的に追い込まれた時期に、はじめて森田療法と出会いました。
あがり症もあるがまま自分の性格の一部だ・・・考えすぎないようにしよう・・・と受け入れると、いつの間にかそこまであがらなくなっていました。

あがり症を治すには、あがりにこだわらず受け入れることが近道というのを体感的に理解しました。これはすごくびっくりしました。

対処法であがり症を改善

このようにあがり症はあくまで人間の本質的な部分ですので、過剰に意識することなく、自然なものとして、受け入れるのが第一だと思います。

不安は無理に打ち消すのではなく、受け入れる、自分を責めないむということが大切ですね。実際にあがってしまったときに是非心がけてください。

 

*お知らせ
コラムを読んで頂きありがとうございます。人と話すのが不安、緊張で困っている悩みを改善したい方は、こちらのコミュニケーション講座のページを参照ください。私たち臨床心理士・精神保健福祉士が開催する講座です。

次回のあがり症コラムは、あがってしまう原因の2つ目「周りを意識しすぎる」の対策についてご紹介します。次回もお楽しみに!

 
  • 不安を打ち消すと、より不安になる
  • アイスブレイクも取り入れよう
  • 不安を受け入れて時には楽しもう
 
 
 
 

 



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