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赤面症の原因ともなるあがり症!克服の方法を紹介♪

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あがり症対策コラム③~不安と向き合い、あがり症を克服!~

公的自己意識をコントロールしよう

コラム2では、あがってしまう原因の1つ「失敗を恐れすぎる」の対処法をお伝えしました。不安を無理に打ち消さないことが大切でしたね。
今回は、あがってしまう原因の2つ目「周りを意識しすぎる」の対処法を解説します。

 自己意識=自分・他者に目を向ける傾向

公的自己意識と私的自己意識

あがり症と深い関係にあるのが、自己意識と言われるものです。自己意識は次の2種類に分けられています。

1:公的自己意識
他者との関わりの中で、自分が他者にどう見られているのかに意識を向けること。
・人に良い印象を与えたい
・人の目を気にする
・周りがどう思っているのか常に気にする

2:私的自己意識
他人が知ることができない自分の内面に注意を向けること。
・自分の行動をあれこれと見直す
・自分の心の奥の感情に注意を向ける
・自分がどうしたいのかを考える

つまり、公的自己意識は他者に注意を向け、私的自己意識は自分の内面に注意を向けるということです。

 私的自己意識を高めよう!

あがる人は私的自己意識を高めよう!

心理学においては、公的自己意識が高い人はあがりやすく、私的自己意識が高い人はあがりにくいという研究結果があります。

公的自己意識が高いということは、つまり「周りを意識しすぎる」ということです。他人の評価に注意が向いてしまうため、あがりやすくなるのです。

一方、私的自己意識が高い人は、意識が自分に向かい、より自分の世界に没頭できるため、あがりにくい状態ができあがります。

スポーツ選手がインタビューで「無我夢中で集中できたので勝てました」と言う場合は私的自己意識が高まり、周りの視線を意識しすぎることなく、競技に向き合えた結果だと考えられます。

このように、同じ自己意識でも「公的自己意識」と「私的自己意識」では性質が異なり私的自己意識を高めることが重要になるのです。
 

集中力を高め、自分に目を向けよう!

では、私的自己意識を高めるには一体どうすれば良いのでしょうか。この「私的自己意識を高める」を言いかえると、うまく自分の世界に入るにはどうすれば良いか?ということです。

コツは、今やるべきことに最大限集中することです。例えば、スピーチをしていたら「次話す内容を思い出す」とか、ピアノの演奏中なら「リズムを崩さずテンポに乗る」といった具合です。

スピーチであれば、ここで抑揚をつけよう、次に何を話すか、身振り手振りを使おうと「今やるべきこと」やっている行為に集中します。

それでも人間ですから緊張はしてしまうと思います。その時に、恥をかいていないか?失敗しないか?と考えるのはNGです。緊張は当たり前!と唱えて、再び今やるべきことに意識を向けるようにしましょう。

練習問題
あなたは社内恋愛をしています。先日、どうにか異性を誘い、会社帰りに食事をすることになりました。食事中、好印象を持ってもらいたいのですが、考えれば考えるほど、あがりで緊張してしまいます。この場合どのように考えるといいでしょうか?NGな例とOKな例を2つ考えてみて下さい。

⇒NG
⇒OK

 

NGな解答例
・あがり症がばれたら恥ずかしい!隠さなきゃ
・真っ赤になったらどうしよう
・緊張したら嫌われる

OKな解答例
・相手が楽しんでもらえる話をしてみよう
・相手の話をしっかり傾聴しよう
・あがりにこだわるのは2割ぐらいでOK!

 

あがり症を克服して実力を発揮

今やるべきことに集中する対処法はいかがでしたか。あがり症に注目するのではなく、まずは自分のパフォーマンスをしっかりこなすことだけに注意を向けましょう。自然に集中力が高まり、あがっていることも忘れて、思う存分実力が発揮できるでしょう!


*お知らせ
コラムを読んで頂きありがとうございます。もっと人と話すのが不安、緊張で困っている悩みを改善したい方は、こちらのコミュニケーション講座のページを参照ください。私たち臨床心理士・精神保健福祉士が開催する講座です。

 

次回のコラムではあがってしまう原因の3つ目「身体的リラックス法」についてご紹介します。


 



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