>
>
>

孤独感を感じる時の解決法とは

孤独感を感じる


孤独感を感じる時の解決法とは④

コラム③では、「会話力の不足」を克服していく対策として①自己紹介を準備する、②ウイキペディアの原理で会話を広げる、③言い換えのオウム返しをマスターする、3つのスキルをご紹介しました。すぐに習得するのは難しいかもしれませんが、ゆっくり焦らず学んで孤独感を感じる時に対処していきましょう。

今回は孤独感を感じる3つ目の原因「SNSをうまくつかいこなせない」を解決する方法をご紹介します。

孤独感を感じるならSNSはほどほどに

今やパソコンやスマートフォンで、遠くにいる他者と気軽につながる便利さは当たり前になりました。中でも、フェイスブックやツイッター、ラインといったソーシャルメディア(SNS)が広く普及しています。

この日常的に利用しているSNSですが、SNS上の仮の人間関係に傾倒しすぎてしまうと、孤独感を感じる気持ちが強くなってしまうという研究結果があるため注意が必要です。

2014年の河井氏の研究論文では、SNSをよく利用する人は友人関係満足度に「一時的」にポジティブな影響を与えるものの、全体的にみるとSNSをよく利用するほど、友人関係満足度、孤独感にネガティブな影響を与えるソーシャルメディア・パラドクスが存在する可能性が示されています。これは、意外な結果だと思いませんか?

それではこのSNSで孤独感を感じる気持ちを強めてしまわないようにするには、どのように付き合っていけばいいのでしょうか?

 

孤独感を感じるなら上手く使おう!

SNSでのコミュニケーションは、感情の度合いがわかりずらいため問題も起きやすくなります。現実世界で相談できる相手がいないと、悩みを一人で抱えてしまう事になり、孤独感を感じる機会が多くなります。

しかし、SNSは広く人と繋がるチャンスも作ってくれますから程良くSNSを使う事ができないと、とても寂しい気持ちになり孤独感を感じるのかもしれません。ここで、現実世界とSNSをバランスよく使うコツをご紹介したいと思います。

①SNSは制限を設ける
まずは、利用時間を制限して、SNSに傾倒しすぎないようにしましょう。

「ネットゲームは1日1時間以内にする」、「ラインをするのは10時まで」など、具体的な自分ルールを作り依存しない環境づくりから始めましょう。

②現実世界のコミュニケーションを増やそう
直接会ったコミュニケーションを大切にするように心がけましょう。

以前、50名程度の企業研修をした際、休憩時間に誰ひとり雑談をせず、スマフォに没頭する光景をみて驚いた経験があります。時間があればスマフォをいじる!という方も多いかもしれませんが、人前でスマフォをいじるということは、目の前の相手と話したくないという失礼な態度にとられる場合もあるため注意したいものです。

人と関わることは面倒な事もありますが、生の人間は面白い事もたくさんあります。人との繋がりを増やして、孤独感を感じる機会を減らしていきましょう。

 

③現実世界で楽しむ一人時間をつくろう
現実世界で自分だけの時間を持つ事は、SNSへの依存が減り孤独感を緩和することができます。

一人の時間(=孤独)は決して悪いことばかりではありません、一人だからこそできるメリットを生かしていけば、孤独感を感じる事はなく充実した時間を過ごせるようになります。まずは、他人を気にせず自分のためだけの「特別な時間」と考えて、自分の思ったままに行動すると良いでしょう。自分だけの充実した時間は気持ちを整えてくれ、孤独感を感じる気持ちを軽くしてくれます。

 

 

SNSをうまく使いこなそう!

現実世界とSNSをバランス使うコツはわかりましたか。日常生活のクセを変える作業のため、少し時間がかかるかもしれません。まずは、自分なりのルールを決めて取り組んでみてくださいね。

現実世界の人との関わりや自分の時間を大切にすることで、SNSに振り回されたり寂しい気持ちを抱く事が少なくなると思います。SNSをうまくつかいこなして、孤独感を克服していきましょう。

次回で孤独感コラムは最後です。これまでのおさらいをしていきたいと思います。次回の孤独感コラムもお楽しみに!

★ 孤独感を感じるSNSとの付き合いを見直す!
★ 孤独感は良い面もある!
★ 孤独感を感じるを軽減!一人時間を充実させよう

出典
・河井大介(2014).ソーシャルメディア・パラドクス―ソーシャルメディア利用は友人関係を抑制し精神的健康を悪化させるか社会情報学, 3, 31-46.

コミュニケーション講座


3つのコツを身に付けてSNSと現実世界をバランスよく使っていきましょう。