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無気力症候群を改善する4つの問いとはどのようなものでしょうか。

無気力症候群,改善


無気力症候群を改善する対処法③

コラム②では、無気力症候群になってしまう原因の1つ「完璧主義な性格」の解決方法を考えました。最低ラインの目標や、他者の視点を考えることで「ほどほど」の感覚を身につけることが大切でしたね。

今回は、無気力症候群になってしまう原因の2つめ「アイデンティティの未確立」について考えます。コラム①でお伝えしたように、他人の意見や期待に合わせて生きてきた人は、自分らしさがわからないので、気持ちの切り替えができずに無気力症候群になってしまいます。

このような無気力症候群は、どうすれば克服できるのでしょうか。一緒に確認していきましょう!

 

自分自身と向き合うことが改善の第一歩

アイデンティティとは「自分らしさ、自分なりの価値観」を意味し、心理学の世界ではとても大切な概念です。

アイデンティティを確立するためには、まず自分自身に向き合うことです。今の自分がどんなことを思い、考え、感じているのか、そして将来はどうなりたいのか、時には過去の自分と向き合うことも必要でしょう。

 

心が揺らぐ、アイデンティティの拡散

それでは具体的に考えていきましょう。例えばこんな問いかけがあります。

「私は何者なのだろう?」
「私はどんな人生を歩みたいのだろう?」
「私はどんな仕事がしたいのだろう?」
「私はどうして生きているのだろう?」

これらの問いにすらすらと答えられる人は、すでにアイデンティティを確立していると言えます。一方、答えられない人は、アイデンティティが確立していない可能性があります。

アイデンティティが確立していないと、自分が何者かわからず、生きている実感も薄れてしまいます。先ほどの例で言うと、

「私は何者なのか、わからない」
「私はどんな人生を歩みたいのか、わからない」
「私はどんな仕事がしたいのか、わからない」
「私はどうして生きているのか、わからない」

という状態です。これを、アイデンティティの拡散と言います。想像してください。自分なりの生きる価値観がしっかりしていないと、心の中はぐらぐらと揺らぎっぱなしではないですか。生きることは選択の連続なのに、自分自身がわからないと、何を選び、どうしたらいいのかわかりません。これでは疲れてしまいますよね。

 

4つの問いで無気力症候群を改善!

それではアイデンティティを確立するためには、どうすればいいのでしょうか。最終的に、自分の人生や仕事、生きがいについてしっかりと答えられるようになるために、次の○○にどんな言葉が当てはまるのか、いつも意識するといいでしょう。

問1 「私は○○な人間である!」
問2 「私は○○な人生を歩んでいく!」
問3 「私は○○の仕事にかけている!」
問4 「私は○○するために生きている!」

今の時点では、うまく答えられないと思います。でも落ち込む必要はありません。アイデンティティを確立していく作業は、つらく難しいもので、とても時間がかかるものです。まずは日々の中で、自分はどんな生き方をしてどんな人間になりたいのかを、意識することから始めましょう。無気力症候群の改善に向けた大きな一歩になると思います。

 

無気力症候群を改善のために意識しよう

無気力症候群の原因を解決する、アイデンティ確立にコツをご紹介しました。自分の生きる意味、生きがいを感じることができたら、もう無気力症候群に悩まされることは無くなると思います!まずは意識する事から始めてみましょう。

アイデンティティは、さまざまな経験をし、悩み、模索する中で、少しずつ構築されていきます。焦らず自分のペースで確立して無気力症候群を改善していきましょうね!それでもやっぱり難しいなと感じることがあれば、心理カウンセラーの助けを借りることも一つの方法です。

次回の無気力コラムは、無気力症候群になる原因の3つ目「生活リズムの乱れ」の対策についてご紹介します。次回もお楽しみに!

★ 自分らしさがわかると、無気力症候群は改善できる
★ 無気力症候群の改善はアイデンティティの確立から
★ 4つの問いを意識して無気力症候群を改善しよう
コミュニケーション講座


アイデンティティ確立のコツを身に付けて克服を目指しましょう。