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自己承認欲求を正しく理解して人間関係に役立てよう

自己承認欲求


承認欲求コラム③ ~集団に合わせる柔軟性と自分で認める誠実さ~

 

承認欲求とコミュニケーション②~認められることの重要性~

コラム②では、3種類の承認「①親和的承認」「②集団的承認」「③一般的承認」をご紹介しました。
そして、承認欲求を満たすには「感謝する」「挨拶をする」「長所を探す」の3つの基本的習慣が大切だとお伝えしました。

今回のコラムでは、「集団的承認」「一般的承認」を取り上げ、基本から応用へと少し発展させて考えていきたいと思います。

 

郷に入っては郷に従えの精神

まずは、集団的承認についてです。
集団には、その集団ならではといえる独自のルールがあり、集団的承認では、その「独自性」がポイントとなります。

例えば、ある学生について見ていきましょう。
クラスでは悪いことばかりしていて、いつも先生に怒られているのに、部活動では、大会で毎回いい成績をおさめ、監督から信頼されています。

このように、同じ人でも所属する集団によって、評判や評価が違うといったことはよくあります。それは、その集団内で求められる役割や目的が違い、各集団によって認められる基準が違うからです。

つまり、自分が所属する集団ではどんな行動が評価につながるのかを、しっかりと判断することが大切になります。
集団には集団なりの価値観がありますから「郷に入っては郷に従え」という言葉があるように、集団の中で自分なりの価値観を押し通すのは限界があります。

そんな時は、「感謝する」「挨拶をする」「長所を探す」といった基本だけでなく、自分がいる環境に合わせるといった柔軟さが必要になるでしょう。

 

自分で自分を認めてあげよう

次に、一般的承認について考えていきましょう。
一般的承認は、誰かから直接承認を受けることはありません。
「自分のする行為が承認を受けるのに値するだろう」と考え、その通りに行動することで、自分自身を承認するという特徴があります。

例えば、誰も見ていないところで街のゴミ拾いをしている少年がいたとします。その少年は、誰が褒めてくれるわけでも、お礼を言ってくれるわけでもないのに、ゴミ拾いをしています。(実際にこんな少年がいたら素晴らしいですね!)

このように「他者から直接的な承認を受けない」という意味で、親和的欲求、集団的承認とは違う性質を持っているのが一般的承認です。

 

誰も見ていない時こそ正しく生きよう

一般的承認の例からもわかるように、承認欲求を満たすには、他者との関係だけでなく、自分自身の行動に誠実であることが必要です。
誰も見ていなくても、自分自身が正しいと思う行動をとることで、自分を認めることができるようになります。

逆に、「正しくない」と思うことを、誰も見ていないからいいや!と考え行動したらどうなるでしょう。
正しくないということは、自分が一番わかっているため、そんな自分を認められず、自信を持つことができなくなります。
人の目を気にして正しい行いをするのではなく、誰も見ていなくても、正しいと思える行動をすることが大切なのです。

今回のコラムでは、承認欲求を満たすための応用編とも言える考え方をご紹介しました。
ここまで基本と応用を学んできて、承認欲求はバッチリ!と言いたいところですが、実はこの承認欲求、一歩間違えると自分自身をとても苦しい状態に追い込むことになりかねないのです。

次回の承認欲求コラムは、「承認欲求の落とし穴」について考えていきます。次回もお楽しみに!

 

  • 集団的承認では合わせる柔軟性を
  • 一般的承認は他者の承認を受けない
  • 誰も見ていなくても誠実な行動を

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