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反抗期がない場合の影響,なくても大丈夫?

反抗期がない場合の影響,なくても大丈夫?

コラム②と③では、第二次の反抗期について解説をしてきました。しかし、反抗期には個人差があり、反抗期がなかったという人もいます。

では、反抗期がないことはいいことなのでしょうか?そのことについて解説をしてきます!

反抗期の有無

反抗期の有無について、二森・石津(2016)は大学生243名を対象に反抗期があったかどうかを調査しています。

その結果、
反抗期がなかった人は114名
反抗期があった人は129名
という結果になっています。

割合でいうと、反抗期がなかった人は47%、反抗期があった人は53%です。

つまり約半分の人が「反抗期がなかった」としています。成長段階で誰しもが反抗期を経験するわけではないということがわかります。

反抗期がない人のタイプ分け

約半数いる反抗期がない人にも、大きく2つのタイプに分けられます。

①小出し反抗タイプ

小さな反抗をその都度解決することで、大きな反抗期が必要なかったタイプです。親が子供を一人の対等な人間として扱っていて、しっかり話し合いをしている場合が多いです。

子供は大きな反抗という形を取らなくても、適切に自分を表現したり、親との関係を適切に保てています。

小出し反抗タイプは心理的にも特に問題はありません。

②自己抑制タイプ

親の言うことを常に聞いて、いい子であるために反抗期がなかったというタイプです。子供の意見や行動が抑制されて、反抗ができなかったという場合もあります。

この場合は、親に依存的だったり、見捨てられ不安が高い傾向もあります。この場合は、親の顔を伺って自分を押し殺してしまう傾向にあります。

じっくりと、子供が意見するのを待って自己主張を妨げないようにしましょう。それが自立を促すことにもつながります!

反抗期がない親子の特徴

 

反抗期がなくても大丈夫!

「反抗期は発達段階の中で必ず経験するもの」とする一方で、反抗期は誰しもが経験するものではないということもわかってきています。

反抗期がないことは、発達に遅れがあったり成長の過程で問題があるわけではありません。

反抗期がないからといって、大きく心配する必要はないのです。

 

反抗期がある人の特徴

まとめ+助け合い掲示板の活用

まとめ

反抗期コラムの内容は以上になります。反抗期になると、どのように子供に接していけばいいかわからないなどの悩みがあるかと思います。

そこで大事なことは反抗期の特徴を知って、子供に寄り添って関わることが大事です。時期や性別による違いなども理解して関わってみてください。

助け合い掲示板の活用

ページ下部には助け合い掲示板があります。お互いの悩みや経験談など相談してみましょう。*お互いを思いやったご投稿をよろしくお願いします。

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コラム監修

名前

川島達史


経歴

  • 公認心理師
  • 精神保健福祉士
  • 目白大学大学院心理学研究科修士

取材執筆活動など

  • AERA 「飲み会での会話術」
  • マイナビ出版 「嫌われる覚悟」岡山理科大 入試問題採用
  • サンマーク出版「結局どうすればいい感じに雑談できる?」
  • TOKYOガルリ テレビ東京出演


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引用文献・参考文献

・二森優希, & 石津賢一郎. (2016). 第二反抗期経験の有無と過剰適応が青年期後期の心理的自立と対人態度に与える影響. 教育実践研究: 富山大学人間発達科学研究実践総合センター紀要, (11), 21-27.