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飲み会嫌いになる理由と解決策!楽しむ方法を専門家が解説

飲み会嫌いになる理由と解決策!楽しむ方法を心理の専門家が解説①

こんにちは!公認心理師の川島達史です。


今回のテーマは
「飲み会嫌いの方へ‐5つの応急処置」
です。

はじめに

・忘年会があると気が滅入る
・飲み会が終わるとどっと疲れる
・早く帰りたくなる

飲み会に参加したくない…という悩みを持つ方はたくさんいらっしゃいます。大規模な統計によると、飲み会が嫌いな人は、20代では30%前後、40代ではなんと60%前後の方がいるという統計もあります。

株式会社ジェイアール東海エージェンシー(2016)では、ビジネスパーソン1000名を対象に「お酒の力を借りて実現できたことは?」というアンケート調査が行われています。

下記は20代の方の結果です。

上記のグラフを見ると

「上司との関係がよくなった」

が最も高い数値を出しています。

その次に、

「お酒の力を借りて実現できたことは何もない」

のグラフが高いことが分かります。若年層は比較的飲み会に前向きであることがわかります。ちょっと意外な結果でした。

次に40代の意識についてみていきましょう。

 

上司や取引先、部下との関係が良くなったと感じる人の一定数見られますが、

「お酒の力を借りて実現できたことは何もない」

が圧倒的に高いことが分かります。

意外な結果ですが、20代の方は積極的で40代の方は飲み会に消極的になっています。これはパワハラの問題、経済的な負担が大きい、などメリットを感じることができていないと言えそうです。

一方で、社会人になると、どうしても避けられない飲み会はありますし、人付き合いを避けると、ビジネスや恋愛などのチャンスも減ってしまいます。

そこで当コラムでは、飲み会が嫌いだけど、どうせ参加するならちょっとでも楽しみたい!という方のために、すぐにできる作戦をお伝えしたいと思います。

是非最後までご一読ください♪

 

飲み会嫌いの理由

飲み会・メリットVSデメリット

そもそも飲み会にはどのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか。改めて考えてみましょう。

メリット

・人間関係の向上
・有益な情報が得られる
・人脈が広がる
・コミュ力がつく
・孤独感解消

飲み会の席は仕事よりもリラックスした雰囲気になることが多く、とめもない会話を楽しむことができます。「この料理は最近人気だね」「これ美味しいよ」など気楽な会話をすることができます。

飲み会の席では、警戒心が無い分、有益な情報をもらえることもあります。上司に気に入ってもらえて、仕事がしやすくなったり、思わぬビジネスチャンスに巡りあえることもあるでしょう。

デメリット

一方、飲み会嫌いな方は以下のようなデメリットを感じていると思われます。

・気を使ってしまい疲れる
・孤立してしまうことがある
・会話が苦手で楽しめない
・帰って自分の時間がほしい

確かに飲み会では気疲れすることもありますしメンバーによっては、全然楽しめないこともあったりしますよね。何気ない雑談というのは簡単なようで、意外と難しく、相手に話すような話題なんてないよ・・・と気後れしてしまう方もいるでしょう。

飲み会を楽しむ方法

応急処置‐5つの方法

このように飲み会にはメリットデメリットがありますが、今回はメリットを重視して、明日の飲み会を乗り越える、5つの応急処置をお伝えします。飲み会に参加するのが億劫な方は是非参考にしてみてください。

①鉄板!四季の話題
②話題を準備をする
③しっかり傾聴
④話題提供をする
⑤たまには深い自己開示

応急処置①:鉄板!四季の話題

飲み会で鉄板なのは「四季の話題」を酒の肴にすることです。四季の話題のすばらしいところは、季節ごとに話題のテーマが変わっていくことです。

4月
「GWはどこかへ行きますか?」
「新入社員とか入ってきましたか?」
「今年はどこの球団が優勝するかな」

8月
「夏休みはどこか行きますか?」
「今年のお盆は久々に帰省して…」
「はじめてナイトプールに行ってね…」

このように、四季の話題は飲み会の冒頭の入りとしてかなりおススメです。困った時は四季の話題!をまずは抑えておいてください。

応急処置②:話題を準備しよう

四季の話題を準備したら、次に

「相手に聞く3つの話題」
「自分から話す3つの話題」

を用意しておくことをおススメします。いま「めんどくさい!」と感じたあなた!要注意です。

人間関係はつきつめれば、相手の喜んでもらおうというサービス精神が必要です。自分自身で楽しい話題を用意して、たくさんの方に喜んでもらう精神をもてば、飲み会も楽しいものになります。

話題を準備する癖をつけると、場持ちがよくなり、どこに行っても重宝されるようになります。最近みつけた食べ物屋さんの話、おススメの本の話、親しい間柄であれば極論ですが下ネタでもOKです。

飲み会の時はお守り代わりに
「相手に聞く3つの話題」
「自分から話す3つの話題」
それぞれ用意する!をまずは意識しましょう。

準備・話す話題3つ
準備・聞く話題3つ

  ↓

準備ができたら次に進みましょう!

応急処置③:しっかり傾聴しよう

ここまで準備ができれば最低限、飲み会は乗り切ることができます。さて、ここからは飲み会がはじまったとします。準備をどう活かしていくか?考えていきましょう。

まずはアイスブレイクで四季の話題がおすすめです。準備した内容を話していきましょう。

例・・

「かんぱーい!いやあ~ビールが美味しいですね。そういえばゴールデンウイークどこか行かれましたか?」

こんな感じで、最初は軽く雑談から始めるといいでしょう。飲み会が打ち解けて来たら、聞きたかった話題を質問しましょう。傾聴はやはり飲み会において非常に大事になってきます。

相槌をしっかり打って楽しんで相手の話を聞きましょう。

自己開示で飲み会嫌いに対処

応急処置④:話題を提供しよう

傾聴がある程度できたら、今度は3つの話題を自分から話してみましょう。最近は聞き上手に徹すればOKという本が多数売られていますが、私(川島)はあまりお勧めしません。

メンタルヘルスの研究では主体性が非常に重視されています。自分から積極的に話す体験がないと会話はいつまでたっても楽しいものになりません。

3つの話題のうち、最低でも1つは話題を提供する様にしてみましょう。

飲み会嫌いを緩和しよう

応急処置⑤:たまには深い自己開示

飲み会も深くなってくるとだんだんと信頼関係もできてきます。そうしたらいよいよ本題です。ちょっと深い自己開示をしてみましょう。例えば、

・最近悩んでいること
・つらかった体験
・スキな人が出来た
・仕事の悩み

などです。

心理学の世界では、「自己開示の相補性」という言葉があります。簡単に言うと、自己開示を進めていくと仲が良くなるという理論です。

せっかくお互い貴重な時間を使っているのですから、思い切って深い自己開示をしてみましょう。深い自己開示は、飲み会の華です。悩みを聞いてもらうチャンスだと思ってお話してみましょう。

とりあえずは5箇条を頭に入れておいて、困ったときに使ってみてくださいね。もちろん脱線してしまって、盛り上がってしまったらそれはそれで全然OK!飲み会にはメリットもたくさんあります。

会話が弾まないからという理由で断っていてはもったいないですよ。

補足‐定期チェックをしてみよう

ここまで飲み会嫌いについて解説をしてきました。トレーニングの成果を把握するために定期的なチェックをオススメします♪

お悩み別改善法‐発展編

ここまでは飲み会嫌いを克服する応急処置をお伝えしました。ここからは発展編です。飲み会嫌いの方によくみられるお悩みについて解説しました。

当てはまるな・・・と感じる項目がありましたらリンク先をクリックしてみてください。

ゆっくり話す方は飲み会不利

1対1での会話には抵抗がないのに、飲み会など大人数の会話になると、
「うまく会話に入れない」
「早口な人が会話を独占してしまう」
など苦手意識をもつ人が多く、飲み会が嫌いになる原因の1つとなっています。集団の飲み会が嫌いだ・・・という方は下記のコラムを参照ください。

集団の会話で孤立してしまう方の対処法

飲み会を楽しむマインド

飲み会が苦手な方の多くは、「印象よく見られなくてはいけない!」「会話を盛り上げなくては!」「自分の時間が犠牲になる!」という考えを持っている傾向にあります。

このような考え方はもちろん理解できますが、すごく疲れてしまいます。では飲み会を楽しむ気持ちになるにはどうすれば良いのでしょうか?以下のコラムを参照ください。

飲み会を楽しむマインドUP

飲み会嫌いの原因と解決策

お酒が苦手な方でも楽しむには?

お酒が苦手な人が、飲み会嫌いになるのは当然だと思います。周囲がお酒を飲むほど、周りの雰囲気とギャップが生まれてしまい、居心地の悪い思いをして、それがトラウマになっている場合もあります。

以下のコラムでは下戸でも飲み会が楽しめる3つの方法を攻略法としてご紹介します。参考にしてみてください。

下戸でもいける!飲み会攻略法

時には断るのもOK

どうしても飲み会に行きたくないときはもちろん断ってもOkです。行きたいくない気持ちを抑えて何度も参加することで、苦手意識が強くなっている可能性があります。

時には、自分の気持ちを優先して断ることも、飲み会嫌いを改善するためには必要です。

しかし、断り方次第では、相手にマイナスの印象を与えてしまうため注意が必要です。当コラムでは、飲み会をスマートに断る方法をご紹介します。上手な断り方を知りたい!という方は以下のコラムを参照くださいい。

飲み会の断り方

まとめ+お知らせ

まとめ

飲み会は上司の自慢話と聞かされたり、同僚の愚痴に共感したり、ストレスが溜まることも多いです。しかし、飲み会を拒絶しつづけていては人間関係が希薄なものになってしまいます。

もちろん、適度に断ることには何も問題はありませんが、ある程度は参加した方がスムーズな人間関係を保つことができるでしょう。

そして、参加する際は、ご紹介した応急処置、発展編でお伝えする対処法を活用して飲み会を楽しめるように工夫していきましょう。

講座のお知らせ

もし公認心理師など専門家の元でしっかり心理学を学習したい方場合は、私たちが開催しているコミュニケーション講座をオススメしています。講座では

・会話力をつける練習
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などを学習します。興味がある方は下記のお知らせをクリックして頂けると幸いです。是非お待ちしています(^^)

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コラム監修

名前

川島達史


経歴

  • 公認心理師
  • 精神保健福祉士
  • 目白大学大学院心理学研究科修士

取材執筆活動など

  • AERA 「飲み会での会話術」
  • マイナビ出版 「嫌われる覚悟」岡山理科大 入試問題採用
  • サンマーク出版「結局どうすればいい感じに雑談できる?」
  • TOKYOガルリ テレビ東京出演


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・青山 康郎・戸北 凱惟(2005)発話を促す話し合いの場に関する研究 日本教科教育学会誌 2005.6 第28巻 第1号
・株式会社ジェイアール東海エージェンシービジネスパーソンウォッチング Vol.13 「お酒」に関する調査 2016