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無視される時の対処法・無視する人の心理や特徴を心理学の専門家が解説

無視される,心理


無視される時の対処法・無視する人の心理や特徴-臨床心理士が解説①

無視されるときの対処方法を専門家が解説

みなさんこんにちは、はじめまして臨床心理士の加賀です。私は、これまで臨床心理士として精神科・心療内科クリニックでカウンセリングを行ってきました。その経験や心理学の知識の中から皆さまのお役に立てられるような情報をお伝えしていきたいと思います。

当コラムでは「無視」について詳しく解説をしていきます。しっかりと対策をお伝えしたいので全部で8分程度かかります(^^;ちょっと大変ですが。是非お付き合いください。 無視について心理の専門家が解説します

無視をされるという経験はとてもつらいですよね。。人から無視をされたときに

・無視されるなんて悲しい・・・
・何かわるいことをしたのだろうか・・・
・職場や学校に行きたくない・・・

など思い悩んでしまうことがあると思います。無視は、学校や職場などさまざまな人間関係の中で起こりうることです。そのため、人から無視をされたとき対処法を知っていないと不安や抑うつが強まり、健康を阻害する要因になることや、自己否定感が強まり、人間関係がうまく行かなくなることがわかっています。

無視された時の心理について解説

これまで心理学では、

・無視されたときのダメージ
・無視されたときの考え方
・無視されたときの適切な行動

などたくさん研究されてきました。まずは、その研究をご紹介します!

無視は自己肯定感を低下させる

「無視」に関連する論文して、Sackett(2001)の研究を紹介します。Sackettは過去にDV被害を受けた女性の心理的ダメージを検討しました。その研究では、シェルターに避難している女性などから以下の5つと、自己肯定感の関係について分析されました。

・嘲笑
・批判
・無視
・嫉妬とコントロール(束縛)
・身体的暴力

下記の図はその結果を表しています。概観してみてください。表の見方としては(‐)の数字が大きいほど影響があることを示しています。自己肯定感を下げる要因。無視の影響が分かる図この結果からは、

・無視は身体的暴力に匹敵して自己肯定感を下げる
・心理的には無視が一番、自己肯定感を下げる

以上のことがわかりました。この研究では母集団が少なく、有意差が確認されてはいないのですが、心理的虐待の中でも無視をされるという体験が強く女性たちの自己肯定感を下げている(Sackett,2001)ということがこの研究により示唆されています。

無視は、抑うつや不安を高める!

日本における無視の研究は学校のいじめで多く報告されています。中学生のいじめの被害・加害経験と心理的ストレスとの関係を検討した研究では、中学生のいじめの関わり方は、

・無視、悪口を受ける
・身体的暴力などを受ける
・無視、悪口をしてしまう
・身体的暴力をしてしまう
・すべてに関与しない

の5群に分類することができます。そしてこの5群の内訳は、そして、これらいじめの関わりと心理的ストレスに関してアンケートを用いて調査したところ、

・全般的被害群は、ストレス症状が全般的に高い
・無視・悪口の被害者は抑うつや不安が高い

無視が抑うつや不安に影響している研究資料の図

事がわかりました。また、実際に暴力を受けなくても無視・悪口などを受けた被害者は、抑うつや不安が全般的被害群とほぼ同等に高まることがわかっています。

無視は加害者側にも心理的問題を起こす

以上の結果からいじめを受けた被害者にストレスが高いのは予想しやすいと思います。しかし、この研究では、いじめ加害者の実態も明らかにされています。

その結果、加害者側は

・不機嫌・怒り・無気力のレベルが高い
・先生との関係性が良好ではない

という問題があることがわかりました。いじめの加害者においてもストレスのレベルが高い(岡安・高山,2000)ということが明らかになったのです。いじめ加害者は、自分のストレスがうまく発散できず、また周囲との関係性もうまくつくれないことが人を攻撃するという行動に至っているのかもしれません。

無視で得する人はほとんどいない

このように海外の研究や日本の研究から無視をされた人は、自己肯定感を下げる、不安や抑うつが高まることが明らかにされました。そして、そのダメージは暴力にも匹敵するのです。相手から無視をされたとき、自分が悪いのでは?と思い、不安や抑うつを高めてしまいます。

そして、無視を含めたいじめをする側にも高いストレスや周囲との関係をうまく築けないという問題が背景にあるようです。無視をするほうも、無視をすることで、罪悪感をもったり、話し合いを避けることで、社会性を失っていくことになるのです。このように無視で得する人など加害者側を含めてほとんどいないと考えると良いでしょう。

無視されることによる‐心理的負担診断

それではここで実際に今の状況を知るために、「無視されることによる‐心理的負担診断」をしてみましょう。*医療行為ではありません。あくまで参考程度に検討してみてください。

無視されることによる‐心理的負担診断
全くそう思わない あまり思わない どちらでもない ややそう思う とてもそう思う
1.
もう行きたくないと感じる
2.
無視する人と同じ空間にいるのが嫌だ
3.
自分には価値がないと感じる
4.
自分に自信を持つことができない
5.
周りに助けてくれる人がいない
6.
悩みを聞いてくれる人がいない
7.
身体が疲れている感覚がある
8.
神経が高ぶり寝つきが悪い
あなたの生まれた年は?
あなたの性別は?  
あなたのお住まいは?
診断についての注意

無視されることによる‐心理的負担診断についてー注意事項
・当尺度は臨床心理士・精神保健福祉士の監修の元作成しました
・当尺度は医療的な診断を行うものではありません
・当無視されることによる‐心理的負担尺度診断は、段階では予備調査の段階となります
・あくまで参考程度にご使用ください

以下は無視される‐心理的負担尺度尺度作成についての、手順や趣旨が明示されています。尺度について疑問を持たれた方、専門家の方、興味がある方はご一読ください。

尺度作成の趣旨
現代社会では、主にスマートフォンでの検索やアプリが入り口となっており、多くの方がメンタルヘルスに関わる疑問や、問題解決の糸口をWEB検索から模索を始める傾向があります。当該入り口において方向性を誤ると、メンタルヘルスの改善の迷路に迷い込む恐れがあるため、限られた時間の中で、ある程度簡易的に自分の状態を把握するコンテンツや診断が必要と考えています。

そこで弊社では、メンタルヘルスの問題につながりやすい種々の感情に焦点を当て、簡易的な自己判断ができる尺度を作成することとしました。医療行為、学術的な研究を目的とした診断ではなく、予防機能、メンタルヘルスに興味をもって頂くことを趣旨として作成します。


無視される‐心理的負担診断作成の条件
尺度を作成するにあたっては以下を意識して作成する。
・電車や喫茶店で簡易的に読める文章を心掛ける
・学術的な表現は控える
・断定はしない あくまでヒントとして診断をする
・尺度の限界を明示する


無視される‐心理的負担診断作成手順

①無視と先行研究
日本における無視に関する研究は心理学的には多くはない。例えば「無視・小学生」「無視・中学生」と論文検索サイトサイニーで検索しても、直接無視に研究した論文は検索されない。海外におてはエリックバーンによる「ディスカウント」の概念は、相手とのコミュニケーションをしないという意味において、「無視」に近いと言える。ただし、無視されることによる精神的負担を直接研究した論文はほとんど存在しないと言える。

現実的に言えば、「無視される」と検索している状況は切迫していると想定され、不登校や出社拒否につながり、最悪のケースでは自殺に結びつくこともある。そのため尺度作成にあたっては、これらのリスクに客観的に気が付き、医療機関の啓蒙につながるような尺度を作成することを目的とする。

参考とする尺度の抽出であるが、無視されることによって起こると想定される、「不登校」「投稿回避」など、近接した論文を参考に作成するとする。具体的には「無視される」ことに関連する以下の論文と、臨床心理士・精神保健福祉士・社会心理学の大学院を卒業した者が協力し質問項目のブレーンストーミングを行い、質問項目を網羅した。


参考文献
高校生における登校回避感情の関連要因 有賀 美恵子 日本看護科学会誌 33(1), 1_12-1_24, 2013

大学生不登校傾向尺度の開発 堀井 俊章 学生相談研究 33(3), 246-258, 2013

中学生の学校への登校維持要因 -教師に対する信頼感・ソーシャルサポート・被援助志向性からの検討- 藤本 到 , 水野 治久 大阪教育大学紀要 第IV部門 教育科学 62(2), 119-129, 2014

簡易版大学生用メンタルヘルス尺度作成と新入生に対する調査研究 大矢 薫 , 押木 利英子 , 長谷川 裕 , 北村 拓也 , 長谷川 千種 新潟リハビリテーション大学紀要 6(1), 35-44, 2017

Sackett, L. A. (2001). The Impact of Different Forms of Psychological Abuse. Psychological abuse in violent domestic relations.

② KJ法でグルーピングを行い4因子を想定した。
  WEB対応簡易型尺度とするため
  それぞれの因子について2つの質問に削った。
  *通常であれば予備調査で説明変数から多い順に
   採用するが今回は弊社の判断で選択した


・回避傾向
もう行きたくないと感じる
無視する人と同じ空間にいるのが嫌だ

・自己肯定感の欠如
自分には価値がないと感じる
自分に自信を持つことができない

・ソーシャルサポートの不足
周りに助けてくれる人がいない
悩みを聞いてくれる人がいない

・身体的不全感
身体が疲れている感覚がある
神経が高ぶり寝つきが悪い


③ 診断結果については、因子ごとの評価は行わず
  総合点について4段階で注意事項を200文字程度で作成した

  ・5件法
  ・34~40 無視されることによる‐心理的負担かなり強い
  ・28~33 無視される‐心理的負担強い
  ・21~27 無視される‐心理的負担ややあり
  ・8~23  無視される‐心理的負担ない~少ない

の4段階とする。結果については、提案程度にとどめ、自己理解のきっかけとなるような結果を提供する。点数の基準としては、臨床心理士、精神保健福祉士が話し合って決定した。


診断結果
・34~40 無視される‐心理的負担尺度かなり強い  
あなたの無視されることによる心理的負担はかなり強い状態です。とてもつらい状況にいらっしゃると思います。緊急性が高い状態なので、まずは無理をして一人で抱え込まずに周りを頼るところからはじめましょう。成人の方であれば、会社の産業医、精神科などを検討してみてください。また学生の方であれば、まずは学校にスクールカウンセラーがいますので、頼るようにしましょう。助けが得られないと感じる場合は、「いのちの電話」に電話してみることも検討しましょう。

無視されている状況はとても辛いと思います。消えてなくなりたいと思うような衝動に駆られることもあるかもしれません。しかし、人生は長く、時間が解決してくれることもたくさんあります。まずはここまで頑張った自分を励まして、助けてくれる人を探していきましょう。

 

・28~33 無視されることによる‐心理的負担尺度強い
あなたの無視されることによる心理的負担は強い状態です。とてもつらい状況にいらっしゃると思います。緊急性は中~高状態です。まずは無理をして一人で抱え込まずに周りを頼るところからはじめましょう。成人の方であれば、話を聞いてくれる同僚や上司を頼るか、精神的に厳しいと感じる場合は、会社の産業医、精神科などを検討してみてください。また学生の方であれば、まずは学校にスクールカウンセラーがいますので、頼るようにしましょう。消えてなくなりたいと感じるような気持がある方は、「いのちの電話」に電話してみることも検討しましょう。

無視されている状況はとても辛いと思います。しかし、人生は長く、時間が解決してくれることもたくさんあります。まずはここまで頑張った自分を励まして、助けてくれる人を探していきましょう。当コラムでも対策をお伝えします。参考にしてみてください。

 

・21~27 無視されることによる‐心理的負担尺度ややある
あなたの無視されることによる心理的負担がややある状態です。緊急性はそこまでないですが、悩みを抱え込んでしまっている方も多いと言えそうです。無視をされたときは無理をして一人で抱え込まずに周りを頼るところからはじめましょう。成人の方であれば、話を聞いてくれる同僚や上司を頼るか、精神的に厳しいと感じる場合は、会社の産業医などへの相談も検討してみてください。

また学生の方であれば、まずは学校にスクールカウンセラーがいますので、頼るようにしましょう。無視されている状況はとても辛いと思います。しかし、人生は長く、時間が解決してくれることもたくさんあります。まずはここまで頑張った自分を励まして、助けてくれる人を探していきましょう。当コラムでも対策をお伝えします。参考にしてみてください。

 

・8~20  無視されることによる‐心理的負担尺度ない~少ない
あなたの無視されることによる心理的負担は「ない~少ない」状態です。緊急性はそこまでなく、周りの助けを得られ、人間関係も充実している方が多いと言えそうです。困ったときは、抱え込まずに周りに主張できるのではないでしょうか。ぜひこの状態を継続させていきましょう。

また以下のコラムでは無視された時の対応策について解説しています。ご自身のためでもありますが、もし自分が援助する立場になったときに役立つと思います。参考にしてみてください。

 

 


④ 今後の予定
  →回答数が充分集まった段階で
   因子分析と他の尺度との関連を精査し、
   精度を高めていく予定である

 

無視されることによる心理的負担(MAX 40)

無視されることによる心理的負担(MIN 8)

あなたのライン

男性
女性

点数が高いほど、無視されることによる心理的負担かなり強いことを示しています。以下の基準を参考にして下さい。

・34~40 無視される‐心理的負担かなり強い
・28~33 無視される‐心理的負担強い
・21~27  無視される‐心理的負担ややあり
・8~23  無視される‐心理的負担ない~少ない

無視されることによる心理的負担(MAX 40)

無視されることによる心理的負担(MIN 8)

あなたのライン

年代ごとの比較を表しています。ご自身の年齢と比べてみましょう。

あなたが所属する群

以下の3群に当てはまった方は注意が必要です。

・34~40 無視される-心理的負担かなり強い
・28~33 無視される‐心理的負担強い
・21~27  無視される‐心理的負担ややあり

  • 総合

    順位 都道府県 平均値 回答数
    1 山口県 34.5 2
    2 岐阜県 33.33 6
    3 宮城県 32.6 10
    4 和歌山県 32.5 2
    5 富山県 31.67 3
    6 長野県 31.1 10
    7 長崎県 30.89 9
    8 茨城県 30.57 7
    9 愛媛県 30.45 11
    10 大分県 30 4
    11 兵庫県 29.79 19
    12 埼玉県 29.56 18
    13 青森県 29.5 4
    14 栃木県 29.45 11
    15 福島県 29.2 10
    16 岩手県 29 8
    16 奈良県 29 1
    18 佐賀県 28.2 5
    19 神奈川県 28.02 51
    20 秋田県 27.86 7
    20 京都府 27.86 7
    22 愛知県 27.8 30
    23 北海道 27.79 24
    24 滋賀県 27.5 6
    24 山形県 27.5 2
    26 大阪府 27.24 49
    27 岡山県 27.17 12
    28 千葉県 27 33
    28 島根県 27 2
    30 静岡県 26.68 31
    31 福岡県 26.62 13
    32 広島県 26.5 12
    32 鹿児島県 26.5 2
    34 東京都 25.55 58
    35 香川県 25.5 6
    36 山梨県 25.43 7
    37 熊本県 25.4 5
    38 三重県 25 5
    38 福井県 25 1
    40 群馬県 24.67 6
    41 新潟県 24.63 8
    42 宮崎県 24 1
    43 石川県 23.78 9
    44 高知県 23.5 4
    45 沖縄県 22 7
    46 鳥取県 14 1
  • 男性

    順位 都道府県 平均値 回答数
    1 滋賀県 37 1
    2 宮城県 36 1
    3 石川県 33.5 2
    3 秋田県 33.5 2
    5 大分県 31.5 2
    6 和歌山県 31 1
    6 茨城県 31 2
    6 神奈川県 31 10
    9 埼玉県 30.75 4
    10 千葉県 30.22 9
    11 福島県 30 2
    12 岡山県 29 2
    13 大阪府 28.27 11
    14 岐阜県 28 1
    14 長野県 28 1
    16 京都府 27.67 3
    17 愛知県 27.5 6
    18 兵庫県 26.71 7
    19 栃木県 26.67 3
    19 北海道 26.67 6
    21 静岡県 26 7
    21 群馬県 26 2
    23 広島県 25.4 5
    24 新潟県 25 1
    24 福岡県 25 2
    26 三重県 24 1
    26 沖縄県 24 1
    28 東京都 23.42 12
    29 青森県 23 1
    29 高知県 23 2
    31 長崎県 20.67 3
    32 山梨県 12 1
  • 女性

    順位 都道府県 平均値 回答数
    1 長崎県 36 6
    2 山口県 34.5 2
    3 和歌山県 34 1
    3 岐阜県 34 4
    5 宮城県 32.22 9
    6 富山県 31.67 3
    6 青森県 31.67 3
    8 兵庫県 31.58 12
    9 長野県 30.75 8
    10 栃木県 30.5 8
    11 愛媛県 30.45 11
    12 茨城県 30.4 5
    13 岩手県 29.43 7
    14 埼玉県 29.21 14
    15 福島県 29 8
    15 奈良県 29 1
    17 大分県 28.5 2
    18 佐賀県 28.2 5
    19 北海道 28.17 18
    20 岡山県 28.11 9
    21 愛知県 27.88 24
    22 山梨県 27.67 6
    23 山形県 27.5 2
    24 神奈川県 27.29 41
    25 広島県 27.29 7
    26 島根県 27 2
    27 大阪府 26.95 38
    28 福岡県 26.91 11
    29 静岡県 26.88 24
    30 鹿児島県 26.5 2
    31 京都府 26.33 3
    32 千葉県 25.79 24
    33 秋田県 25.6 5
    33 滋賀県 25.6 5
    35 香川県 25.5 6
    36 東京都 25.49 43
    37 熊本県 25.4 5
    38 三重県 25.25 4
    39 福井県 25 1
    40 新潟県 24.57 7
    41 群馬県 24 4
    41 高知県 24 2
    41 宮崎県 24 1
    44 沖縄県 21.67 6
    45 石川県 21 7
    46 鳥取県 14 1

2018年7月23日より調査を開始しました。現在、集計中です。

あなたの無視されることによる心理的負担はかなり強い状態です。とてもつらい状況にいらっしゃると思います。緊急性が高い状態なので、まずは無理をして一人で抱え込まずに周りを頼るところからはじめましょう。

成人の方であれば、会社の産業医、精神科などを検討してみてください。また学生の方であれば、まずは学校にスクールカウンセラーがいますので、頼るようにしましょう。助けが得られないと感じる場合は、「いのちの電話」に電話してみることも検討しましょう。

無視されている状況はとても辛いと思います。消えてなくなりたいと思うような衝動に駆られることもあるかもしれません。しかし、人生は長く、時間が解決してくれることもたくさんあります。まずはここまで頑張った自分を励まして、助けてくれる人を探していきましょう。

あなたの無視されることによる心理的負担は強い状態です。とてもつらい状況にいらっしゃると思います。緊急性は中~高状態です。まずは無理をして一人で抱え込まずに周りを頼るところからはじめましょう。

成人の方であれば、話を聞いてくれる同僚や上司を頼るか、精神的に厳しいと感じる場合は、会社の産業医、精神科などを検討してみてください。また学生の方であれば、まずは学校にスクールカウンセラーがいますので、頼るようにしましょう。消えてなくなりたいと感じるような気持がある方は、「いのちの電話」に電話してみることも検討しましょう。

無視されている状況はとても辛いと思います。しかし、人生は長く、時間が解決してくれることもたくさんあります。まずはここまで頑張った自分を励まして、助けてくれる人を探していきましょう。当コラムでも対策をお伝えします。参考にしてみてください。

あなたの無視されることによる心理的負担がややある状態です。緊急性はそこまで高くはないですが、悩みを抱え込んでしまっている方も多いと言えそうです。無視をされたときは無理をして一人で抱え込まずに周りを頼るところからはじめましょう。

成人の方であれば、話を聞いてくれる同僚や上司を頼るか、精神的に厳しいと感じる場合は、会社の産業医などへの相談も検討してみてください。また学生の方であれば、まずは学校にスクールカウンセラーがいますので、頼るようにしましょう。

無視されている状況はとても辛いと思います。しかし、人生は長く、時間が解決してくれることもたくさんあります。まずはここまで頑張った自分を励まして、助けてくれる人を探していきましょう。当コラムでも対策をお伝えします。参考にしてみてください。

あなたの無視されることによる心理的負担は「ない~少ない」状態です。緊急性はそこまでなく、周りの助けを得られ、人間関係も充実している方が多いと言えそうです。困ったときは、抱え込まずに周りに主張できるのではないでしょうか。ぜひこの状態を継続させていきましょう。

また以下のコラムでは無視された時の対応策について解説しています。ご自身のためでもありますが、もし自分が援助する立場になったときに役立つと思います。参考にしてみてください。

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コミュニケーション講座について♪

コラム1は折り返し地点です!ここで少しだけお知らせをさせてください♪ 私たち臨床心理士・精神保健福祉士は、暖かい人間関係のある社会を創ることを目的として、コミュニケーション講座を開催しています。

心理療法やソーシャルスキルの練習を勉強したい方はぜひお待ちしています。1人で抱え込まずに、専門家やたくさんの仲間と相談しながら進めていくと、心強いと思います。もしコラムを読んでみて、もっと心理学を学習したいと感じたら、こちらのコミュニケーション講座のページを参照ください。それでは先に進みましょう!

無視されたときの3つの解決策

セルフチェックの結果はいかがでしたでしょうか。あまりいい結果が出なくても、現状を知ることが大切です。そこで本コラムでは、無視されたときに解決できない原因と解決策を提案させて頂きます。全部読むのは大変なので、当てはまる項目についてリンク先をチェックしてみてくださいね♪

①アイメッセージで気持ちを伝える

気持ちを抱え込むことは避ける 
無視をする人は、相手がどれだけ傷付くのかという想像力が欠如していると考えられます。相手の想像力が欠けている場合、自分がどれだけ傷ついているか相手は理解することができていません。無視をされたら自分の気持ちを伝える前にあきらめてしまう、自分が悪いと責める気持ちが強くなってしまうと言う方は要注意です。

アイメッセージで気持ちを伝えよう!
アイメッセージで気持ちを伝える方法とは、わたしは~と感じている、考えている等わたしを主語として自分の気持ちや考えを伝える方法です。無視をされたときにひとりで自分の悪かったところばかり探していると相手の気持ちを推測するしか方法はなく、後悔や自分を責める気持ちを強めてしまいます。

相手の気持ちは相手にしかわかりません。まずは、自分が今どう感じているかを伝えてみましょう。傷ついている気持ちを表に出せない・・・と言う方はコラム②を参考にしてみてくださいね。

②ストローク法で無視に対処

「無視を無視で返す」は要注意!
相手に無視をされているときには、気まずい雰囲気で自分も無視を無視で返してしまいがちです。しかし、無視を無視で返してしまえばその状況は続いてしまいます。また自分の気持ちもより暗くなってしまうなどの悪循環になってしまいます。相手の無視を無視で返してしまっている人は要注意です。

挨拶でポジティブストロークを送ろう!
ストロークとは、交流分析の重要概念のひとつで、相手の存在を認めて発せられる刺激のことです。ポジティブなストロークは、相手が気持ちよく受けとる行為で、たとえば長所を指摘したり、ほめたりすることが挙げられます。

対人関係ではポジティブなストロークが多い方が、円滑なコミュニケーションを取ることができます。無視をされているときにもとりあえず挨拶はしてポジティブなストロークを送りましょう。無視に無視を返すことから脱却したい・・・という方はコラム③を参考にしてみてくださいね。新たな対処法を試みることで自分の気持ちも楽になるでしょう。

③「ない→あるの視点」を回復しよう

無視する人への注目は要注意!
無視する人のことばかり考えていると自己肯定感が下がり、うまくいっている状況まで見えなくなってしまいます。辛い状況であることは勿論ですが、無視する人以外に受け入れてくれている人は必ずいるはずです。無視する人にばかり注目してしまっている人は要注意です。

受け入れてくれる人に注目するワークとは?
「ない→あるへの視点」とは、例えば、自分の話を聞いてくれる家族や友人、ソーシャルサポートなど自分の助けになるものを書き出し、受け入れてくれる人に目を向けていく方法です。

無視する人には一時的に拒絶されているかもしれませんが、あなたを受け入れてくれる人も存在しています。その存在に目を向けられるようなワークについてご紹介します。このワークをやってみたい人コラム④を参考にしてみてくださいね。自分を大切にしてくれる人を再確認でき、辛い気持ちも和らぐきっかけになるでしょう。無視に対処する3つの方法

今の自分の気持ちを伝えよう!

このように相手が無視をする原因や、ぎすぎすした状況が続いてしんどくなってしまうのは、「気持ちを抱え込む」「無視を無視で返してしまう」「ないものへの注目」が原因となることが多いようです。次回以降は無視されたときの対処方法について考えていきます。

解決を急ぐのではなく、まずは状況を振り返り問題を観察してみることや、対処方法を考えることでその後の対人関係も変化してくるでしょう!次回の無視コラムもお楽しみに!

★無視はもっとも自己肯定感が低下する!問題が起こったときには距離感が大切!

*出典・参考文献
Sackett, L. A. (2001). The Impact of Different Forms of Psychological Abuse. Psychological abuse in violent domestic relations.
岡安孝弘, & 高山巌. (2000). 中学校におけるいじめ被害者および加害者の心理的ストレス. 教育心理学研究, 48(4), 410-421.
伊藤美奈子. (2017). いじめる・いじめられる経験の背景要因に関する基礎的研究. 教育心理学研究, 65(1), 26-36.



3つの対処法で適切に対応しよう