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アイデンティティの意味とは?確立に欠かせない要素とは

アイデンティティ,意味


アイデンティティの意味や確立の仕方を解説!ポイントは2つの視点④

解決策でアイデンティティの確立を

コラム③では、アイデンティティを確立できない原因の1つ、自分の物語を振り返れていないの解決策でした。ご紹介したライフチャートを活用して、整理してみてくださいね。

今回は、アイデンティティが確立できない原因の3つ目「相手のことをあまり見ていない」の解決策についてお話していきたいと思います。

 

アイデンティティに欠かせない要素

アイデンティティの意味や確立の方法

みなさんはアイデンティティとは?と聞かれると「自分が確立していること・・」「ぶれない自分を持っていること・・」など、自分に対するイメージを答えられる方が多くいらっしゃるのではないでしょうか。

しかし、相手を知ることも大変重要です。なぜなら自分一人で確立したアイデンティティは独りよがりになりやすく、不健康なアイデンティティの確立につながりやすいのです。

例えば、「人は損得だけで生きている」というゆがんだアイデンティティを確立してしまった方がいました。その方は、利用し、利用されるという関係性のみを求め、殺伐とした世界観を持っていました。

もちろんそういった側面もあると思いますが、それのみでアイデンティティを確立してしまうと、健康的な人間関係を築くことはできないでしょう。なぜなら「人は損得だけで生きている」と考える人心から付き合いたい人は少数派だからです。実際その方は、いつも人間関係が不安定で孤立しやすいという問題を抱えていました。

アイデンティティの確立はある意味で自由にできるものではあるのですが、健康的なアイデンティティを築くには社会的に認められる価値観であったほうが、生きやすくなると言えます。

相手へのメンタライゼ―ションで対処

相手へのメンタライゼ―ションでは独りよがりにならず、周りの意見を聞いたうえで健康的なアイデンティティを確立するためにはどうしたらよいのでしょうか。コラム②でもご紹介した心理学のメンタライゼ―ションという考え方が活用できます。

メンタライゼーションとは「行動の心理的な背景を読み取る能力」でしたね。

さらにメンタライゼーションは相手に対するものと自分自身に対するものがありました。今回は相手がどう思うか?についてメンタライゼーションをする練習しましょう。

具体的には

①状況の確認
②自分の考えをメンタライゼーション
③相手の考えをメンタライゼーション
④自分と相手の考えのバランスをとる

という4つのステップを踏むことになります。

 

実践!相手へのメンタライゼ―ション

ここで、少し練習してみましょう。以下の状況になったことを想像して4つのステップを確認してみてください。

①状況を確認
初めて参加したサークルで、飲み会に誘われた。自分は話がうまくない。すぐ緊張してしまって、うまく喋れなかった。相手は次回もきてくださいと言ってくれたが、なんだかもやもやする。もう行きたくない。

②自分の考えをメンタライゼーション
⇒なぜもやもやしてしまったのか?背景にある考えを見つけてみましょう

③相手の考えをメンタライゼーション
⇒自分がどう考えるか?ではなく、相手がどう思うか?を想像してみましょう。

④自分と相手の考えのバランスをとる
⇒自分と相手の考えのバランスをとるとどんな考えが適当でしょうか?

みなさん書き出せましたか?どうでしょうか?

 

解答例
②自分の考えをメンタライゼーション
⇒「飲み会ではいつも黙ってしまって、盛り上げられない。周りのテンションについていけない自分は場を暗くしているだけだから、もう参加しないほうが良い。」

③相手の考えをメンタライゼーション 
⇒「初回なんだからうまくはなせないのは当たり前。徐々に溶け込んでくれるといいな」
⇒「初回は緊張していたな・・・身内の話だけで盛り上がりすぎたかも・・・反省・・・」

④自分と相手の考えのバランスをとる
⇒「初参加で盛り上げるにはこしたことはないが、現実的に今の自分では難しい。でもだからと言って、メンバーが私を嫌っているとは言えない。少しずつ溶け込んでいければいいかな。」

 

と、こんな感じでしょうか。ここでのポイントは、初回でうまく話せなかったのだからもう参加しないほうがいいかも、という自分目線の考えを、一度相手目線からとらえなおし想像してみる点です。

このように、自分だけでなく、相手はどう思うかも参考にしながら、アイデンティティを確立していくと、健康的なアイデンティティに繋がりやすくなるのです。

 

アイデンティティ確立の糸口に

アイデンティティ確立のポイント健康的なアイデンティティを確立するには自分の価値観や考えに対して相手はどう考えているか?という視点が不可欠です。

アイデンティティの確立は自分だけでするのではなく、周りに考え方も参考にしながら確立していく!これを覚えておきましょう。新しい視点が入ってくるとアイデンティティについて考える材料を手に入れることができるため、アイデンティティ確立がバランスよくなってきます。

みなさんも自分について困った時は、自分のメンタライゼーションと相手の考えを想像するメンタライゼーションはワンセットで感があえて行くとアイデンティティ確立の糸口が見つかることがあります。どうぞやってみてください。

次回は、アイデンティティコラムのまとめとしてお伝えしてきたポイントをご紹介していきます。アイデンティティを確立する方法を一緒に確認していきましょう!

★ アイデンティティ確立には欠かせない要素を知ろう
★「相手の視点」を知るメリットとは?確認しよう
★ メリットと方法を確認してアイデンティティを確立しよう
★ 練習問題でアイデンティティ確立を目指そう!
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