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アイデンティティの意味とは?ライフチャートで自分と対話

アイデンティティの意味や確立・ライフチャートとは③

コラム②ではメンタライゼーションの重要性をお話してきました。ご紹介したコツを実践してアイデンティティの確立を目指していきましょう。

今回はアイデンティティを確立する方法の2つ目「ライフチャート・人生を振り返る」についてお話していきたいと思います。

皆さんは
・過去の自分を忘れたい
・後悔することが多い
・自分の過去はろくでもなかった
こんな感覚はありませんか?アイデンティティの確立には「連続性」という重要な概念があります。連続性とはすなわち、自分の人生が今の自分を形創ってきたという感覚です。人生を振り返ってアイデンティティの確立を

これまでに起きたいろいろな体験を自分なりに意味を付け、色々失敗もあったけどそれが今の自分の糧になっていると感じらるようになると、今の自分を受け入れ、安定したアイデンティティを確立することができます。

・過去の自分があったからこそ今がある
・後悔せずに生きてきた
・自分の過去は失敗も成功も含め
 自分らしいものだった

こういった感覚を連続性と言います。もちろん過去は変えられないのですが、その解釈は変えることができます。

例えば、私の友人の精神保健福祉士の川島は過去に引きこもりの経験がありましたが、その自分があったからこそ今の自分があると気が付き心理学の講師として活動しています。簡単なことではないのですが、ぜひ過去の自分を前向きに受け入れられるように自分と向き合ってみてください。

ライフチャートを使って振り返り

今回はアイデンティティの確立に向けて、「ライフチャート」を作成して人生を振り返ってみましょう。ライフチャートとはこんな感じです。

アイデンティティ確立に使えるライフチャート

あなたの人生を振り返って、100%~-100%の数値で表していきます。これには、みなさんそれぞれの人生に対する思いや意味付けが現れます。そこからさまざまな質問などを通して、いろいろ振り返ってみてほしいのです。

【記入例】

アイデンティティ確立に使えるライフチャート記入例例えば、33歳の人であれば、こんな感じで途中までで結構です。

ライフチャートを実践

自分との対話でアイデンティティ確立を

ライフチャートを皆さんも紙に書いてやってみてくださいね。ライフチャートが書けたら、自分で書いてみたこのライフチャートをよく眺めてみてください。既に書いてくださった方は、ライフチャートを書いたところで様々な思いが浮かんだかもしれません。

ここから、色々質問をしますのでライフチャートを確認しながら、自分の中で対話をしてみてください。今回は解答例はあえて設けません。自由に答えてください。あなたが思い浮かんだことすべてに意味があるのではないかと思います。

質問
①どうしてこのようなグラフを書きましたか?

②皆さんがこれまでの人生の中で
 1番誇りを持っていることは何でしょうか?

③皆さんがこれまでの人生で
 1番幸せに感じた出来事は何でしょうか?

④落ち込んだ時期があるからこそ
 役に立ったことはありませんか?

⑤これからどのような人生を歩みたい?

体験を整理してアイデンティティの確立を

体験を整理してアイデンティティ確立を

質問を元に振りかえってみていかがでしたか。自分の物語を安定して語れるようになるということは、それだけ自分が活き活きと安定した暮らしを送れているということなのです。

これはナラティブ・アプローチという手法をとっています。今回は自分の中で対話していただきましたが、聞き手がいるとまた違ってきます。

相手に話すときに、話しながら自分の体験が自然と整理されていきます。そして相手に感想などをもらうことで、自分自身が新たな気づきを得られることがあります。ぜひ気持ちに余裕が出てきたら、誰かに話しを聞いてもらってみてください。

次回は、アイデンティティを確立する方法の3つ目「相手へのメンタライゼーションを行う」についてご紹介します。

★自分の体験を整理して アイデンティティの確立を!意味もチェック

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ライフチャートで体験を整理しよう