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アイデンティティ確立に欠かせない要素とは

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アイデンティティ確立に欠かせない要素とは③

みなさん、こんにちは。前回は、アイデンティティを確立できない3つの要因についてお話してきました。確立できない原因とは「①相手のことを知らない」「②自分のことを知らない」「③自分の物語を振り返れていない」というものでした。原因を知る事はアイデンティティ確立の大きな一歩となります。まずは自分とはどのようなタイプかチェックしておきましょう。

今回は、アイデンティティが確立できない原因の1つ目「相手のことを知らない」の対処法についてお話していきたいと思います。

アイデンティティ確立に欠かせない要素とは

みなさんはアイデンティティとは?と聞かれると

「自分が確立していること・・」
「ぶれない自分を持っていること・・」
など、自分に対するイメージを答えられる方が多くいらっしゃるのではないでしょうか。そのため、相手を知るという点が先に出てくるというのはとても意外だったかもしれません。

しかし、「相手を知っていく」事はたくさんのメリットがあり、アイデンティティ確立には欠かせない要素です。まずは、相手を知る事のメリットとはどのような事かを、1つをワークを通して説明していきましょう。

 

アイデンティティを確立する考え方とは

では「相手を知っていく」ためにはどうしたらよいのでしょうか。

実はさほど難しいことではありません。心理学ではメンタライゼーションという考え方があります。メンタライゼーションとは

「人の行動の背景を読み取る能力である」
とされおり、相手に対するものとコラム④で説明をしていく自分自身に対するものがあります。今回は相手に対するメンタライゼーションについてお話していきます。

相手に対するメンタライゼーションとは、簡単に言うとみなさんが体験している様々な状況において、相手に対して注意を向けてみたり、思いやりの心を持ってみたりすることがあげられます。

 

練習問題で確立を目指そう!

ここで、少し練習してみましょう。相手の視点に立って、相手がどう思っているか考えてみてください。

問題
自分は話がうまくない。すぐ緊張してしまって、いつもうまく喋れていない気がする。失敗している気がする。そんな思いをするくらいならひきこもっていた方がいいかもしれない。

(回答欄)
箇条書きでかまいませんので、思いつく限り色々書いてみてください。

皆さんどうでしょうか?

(回答例)

 「上手く喋れていないという感覚はもしかしたら自分の中で感じているだけ」
「相手にとってはそんな風に見えていないかもしれない」
「緊張も相手には伝わらないことが多い」
⇒話がうまくないかどうかは分からない。

と、こんな感じでしょうか。

これらの問題では「自分がダメだ」と思っていることは相手から見ると「そんなにダメではない」ということだったり、「ダメだと思っていることはそこではない」という、2つの例でした。

メリットとは?アイデンティの確立を!

アイデンティティ確立に欠かせない「相手を知っていく」メリットとは、そして方法についてご紹介しました。ご紹介したメンタライゼーションという考え方はいかがでしたか。練習問題でお気づきになった人もいるかもしれませんが、相手の立場を意識すると自分に対して相手がどう考えているかという視点が入ってきます。

 

これは想像でかまいません。しかし新しい視点が入ってくるとアイデンティティについて考える材料を手に入れることができるため、アイデンティティ確立に向けた対処法として有効です。皆さんも自分について困った時は、相手の立場に立って考えてみるとアイデンティティ確立の糸口が見つかることがあります。どうぞやってみてください。

次回のコラムは、アイデンティティが確立できない原因の1つ「そもそも自分のことをあまり知らない」の対処法です。次回のコラムもお楽しみに!

★ アイデンティティ確立には欠かせない要素を知ろう
★「相手の視点」を知るメリットとは?確認しよう
★ メリットと方法を確認してアイデンティティを確立しよう
★ 練習問題でアイデンティティ確立を目指そう!
コミュニケーション講座


心理学の考え方を使って対処していきましょう。