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断り方を知ろう!メールでも友達からでもNO!

断り方,メール,友達


断り方を専門家が解説します!①

「断り方」を専門家が解説します。

みなさんはじめまして!
コラム担当 兵働
出典担当  橋爪です。
私たちは臨床心理士として精神疾患を抱える方へのカウンセリングや精神保健に関する活動を行っています。

早速ですが、みなさんは上司や同僚、友達から何か頼まれごとをされて、引き受けたくない時に、上手に断ることができますか?はっきり「できません」と答える人もいれば、不本意ながら「わかりました」と言ってしまう人もいるでしょう。

日本人は外国人と比べて「イエスマン」だと言われています。仕事はもちろん、友達からの頼まれごとですら、なかなか断ることができないという人が多くいらっしゃいます。以下のようなことに思い当たる人はいませんか?

○行きたくない飲み会に参加してしまう
○断れず、必要のない商品を購入した
○頼まれると自分の予定を変更してしまう

上手な断り方がわからないと何でも引き受けてしまい、その結果、損をしたり、ストレスを抱えてしまうことになります。このコラムでは、上手な断り方をテーマに、全5回にわたって解説していきます。

 

友達にも断れないサトウさん

社会人2年目のサトウさんは、ある企業で事務職をしています。もともと内気で、人から頼まれごとをされると断れない性格でした。

仕事では、上司や同僚から「ちょっと手伝ってくれないかな?」と言われることが多く、自分の仕事を後回しにしてまで引き受けてしまいます。

同僚や上司はもちろん、友達にも断ることができないサトウさん。彼女はこんな自分の性格を直したいと思っていますが、今まで断った経験がほとんどなく、その断り方もわかりませんでした。

 

断れないと人間関係も悪化する?

サトウさんのように、上手な断り方がわからず何でも引き受けてしまうと、まず自分のための時間がなくなります。そうしたことが大きなストレスになり、悪化すると、心身ともに健康な状態ではなくなってしまいます。

また、意外に思われるかもしれませんが、断れないことで人間関係にも悪影響が出てしまうことがあります。例えば、

⇒頼まれた仕事を引き受けてしまう。
⇒忙しい状態で焦って仕事をする
⇒良い仕事ができず、ミスも起きやすい。
⇒良い印象を持たれない。
⇒悪い人間関係ができあがる。

というわけです。そもそも、人間関係を良好に保ちたいから断れないのに、これでは本末転倒ですよね。断れないことが、結果的にあなたの仕事の評価を下げることにもつながってしまうので、注意が必要です。

 

あなたは断れる人?断れない人?

では、あなたは実際に断れる人なのかどうか、簡単にできるセルフチェックをしてみましょう!

 

セルフチェックの傾向と対策

いかがでしたか?自分が断れない傾向が強いという結果になってしまった人も、気落ちすることはありませんよ。このコラムで上手な断り方を知って、断れない悩みを少しずつ克服していきましょう。

 

断れない3つの原因

断れない!と思っている人の原因は人それぞれですが、大きく分けて3つのタイプがあると考えられています。これらが、場合によっては複数重なって、断れない状態ができあがってしまいます。

1:他人の評価を気にしすぎる 
断れない人の多くは、ビジネスでもプライベートでも、他人の評価を過剰に気にしてしまう傾向があります。このような人は、

○断ったら嫌われてしまう
○期待に応えないといけない

と考えてしまいがちです。他人からどう思われているのか気にすることは決して悪いことではありませんが、気にしすぎると自分の思いに縛られて、ストレスがたまってしまいます。「断る=嫌われる」という極端な考え方ではなく、嫌われない断り方を考えることが必要です。コラム②で詳しくご紹介していきます。

2:自己犠牲精神が強い
断れない人は、「自分さえ我慢すれば」という思いが強い傾向にあります。例えばビジネスの場面なら、「自分の仕事を後回しにしてでも頼まれた仕事を行い、自分の仕事は休日出勤して行う」などです。
このように自分の意見や意思を押し殺して我慢することを、一般的に「自己犠牲」と呼びます。これは一見、素晴らしい考えのように思えます。しかし、この考え方が強いと、自分だけでなく、相手が成長するチャンスを奪うことにもなりかねません。断り方のポイントと考え方のコツを、コラム③で詳しくご紹介します。

3:断り方のスキル不足
断れない人は、そもそも上手な断り方がわからないという場合が多いです。断り方がわからないので、当然断った経験も少なく、対人関係の中で自然と断り方を身につけることが難しくなります。改めて「断り方」を学ぶことで、意外と早く、上手な断り方を身につけることができるかもしれません。コラム④で練習問題を交えながら、ポイントやテクニックをご紹介します。

 

次回は上手な断り方を解説

このように、断れない原因として「他人の評価を気にしすぎる」「自己犠牲精神が強い」「断り方のスキル不足」が大きく関わっていることがわかりました。次回以降は、上手な断り方の具体的な方法について解説していきます。内容は以下の通りです。

コラム② 嫌われない断り方のコツ
コラム③ 相手の成長のためには断ることも大切!
コラム④ 「Iメッセージ」を使って丁寧に断ろう!

断れない人の多くは、断りたい気持ちとは裏腹に、いつの間にか「いいですよ」と言ってしまいます。本人も、なぜそうなるのかわからないので、いつも心に矛盾を抱えています。まずは自分自身と向き合い、断れない原因を知ることが、上手な断り方ができるようになる第一歩です。

そして、日常生活の中では、断ることが必要な場面がたびたび訪れます。断れないことが原因で窮地に追い込まれたり、人間関係が悪化してしまうかもしれません。しかし逆に言うと、上手な断り方さえ身につけておけば、ビジネスで大きな成果を得ることができるかもしれませんし、プライベートでも、本音で気持ちよく接することのできる、良い人間関係を築くことができます。このコラムを読んで、自分に合った「断り方」をぜひ見つけてくださいね。

次回は断れない一つ目の原因「他人の評価を気にしすぎる」の対策をご紹介します。次回の断り方コラムもお楽しみに!

★上手に断れない人は損をする
★断れないことが人間関係を悪化させる
★3つの原因を知って、上手な断り方に一歩前進!
★上手な断り方のスキルを身につけよう!
コミュニケーション講座


うまい断り方を知ろう!メール依頼でも友達からの場合でも、必要な時はNOと言いましょう。